Artist Statement
折り紙を用いた絵画、折り紙コラージュ、折り紙ワークショップ
リンダ・ステファンは日本の伝統的な折り紙、押し絵、ちぎり絵に影響を受け、色彩、形のパターン、紙の質感、影を重要な要素として、上のどれとも異なった折り紙を使った作品を生み出しています。作品に使用される和紙は、友禅和紙、千代紙、もみ紙、雲竜紙、落水紙等と多彩で、これらを用いて奥行きのある風景画が生まれます。
リンダ・ステファンにとって、何の変哲もない一枚の紙から人生におけるありとあらゆる場面が生み出される折り紙は「希望」のメタファーであり、そこから生み出される作品は、人と人とをつなぐ希望の架け橋となっています。
リンダ・ステファンの折り紙アートはアメリカと日本の両国において公私にわたり広く所蔵されています。代表的なものでは、アメリカ合衆国のミシガン州ビッグラピッズ市にあるJW マリオットホテルの姉妹都市作品シリーズ(『ピアッツァ広場』『グリフィンの目から見たペルージャの丘』『マコーラの市場』『グリフィンの目から見たグランドラピッズ』)日本の滋賀県近江八幡市市長室の『八幡堀』等。